更年期のホルモン補充療法 前に知るべきQ&A
- 2025年9月12日
- 読了時間: 1分
はじめに
ホルモン補充療法(HRT)は更年期症状の緩和に有効ですが、適応やリスクを理解してから始めることが重要です。臨床でよくある質問と回答をQ&A形式で詳しく解説します。
Q1: HRTは誰に向いている?
子宮摘出の有無や症状の重症度により選択が異なります。卵巣摘出後や自然閉経後の女性で、ホットフラッシュや膣乾燥が生活の質を著しく低下させる場合は最も良い適応です。
Q2: リスクは?
乳がんリスクの増加(5年使用で相対リスク1.2~1.3倍⁶)、血栓症リスク上昇(閉経後初年でリスク増加が顕著⁷)。しかし、使うホルモン量は非常に少ないため、個別リスク評価が必須となりますので、まずは専門家と相談してください。
Q3: 治療期間の目安は?
一般的には5年以内を推奨。症状が再発する場合は再評価し、最低年1回は検診を行います。
Q4: どの投与法がベスト?
経口、経皮、膣剤など様々。最近よく使われている経皮パッチは血栓リスクを低減するとされ、皮膚状態や患者の利便性で選択します。
まとめ&受診のすすめ
HRT開始前に必ず乳がん検診、血液検査による評価を行い、個別のリスク・ベネフィットを専門医と議論しましょう。


