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生理不順・無月経

規則的な月経は、女性の健康のバロメーターです

「生理がなかなか来ない」
「毎月の生理周期がバラバラ」
「以前は順調だったのに急に乱れ始めた」
このようなお悩みはありませんか?

月経周期は、女性ホルモンのバランスによってコントロールされています。そのため、ストレスや生活習慣の変化によって一時的に乱れることもありますが、なかには婦人科疾患やホルモン異常が隠れている場合もあります。
また、生理不順や無月経を放置すると、将来の妊娠や健康に影響を及ぼすこともあります。
当院では、生理不順や無月経の原因を丁寧に調べ、お一人おひとりのライフスタイルや将来の妊娠希望も考慮しながら、適切な治療をご提案しています。

広尾レディース

​このようなお悩みはありませんか?

生理周期が毎月バラバラ

生理が2〜3か月来ないことがある

生理が年に数回しか来ない

生理が月に2回以上来ることがある

生理不順が続いている

妊娠を希望しているが生理周期が安定しない

ダイエット後から生理が来なくなった

将来妊娠できるか心配

生理不順とは

月経周期には個人差がありますが、一般的には25〜38日程度の周期で規則的に月経が来る状態が正常とされています。
生理不順とは、この月経周期が大きく乱れている状態をいいます。

例えば、

  • 生理がなかなか来ない

  • 生理が頻繁に来る

  • 生理周期が毎回バラバラ

  • 数か月生理が来ない

といった症状がみられます。

無月経とは

無月経とは、生理が3か月以上来ていない状態をいいます。
妊娠中や授乳中、閉経後であれば自然な状態ですが、それ以外の場合は何らかの原因がある可能性があります。
特に妊娠可能な年代の女性が無月経になった場合は、早めに原因を調べることが大切です。
無月経を放置すると、将来の妊娠だけでなく、骨粗しょう症や子宮内膜のリスク(子宮内膜増殖症など)ホルモン異常につながることもあります。

生理不順・無月経の原因

生理不順や無月経の原因はさまざまです。

ストレスや生活習慣の乱れ

仕事や学業、人間関係によるストレス、睡眠不足、環境の変化などによってホルモンバランスが乱れ、生理不順が起こることがあります。

過度なダイエットや体重減少

急激な体重減少や極端な食事制限は、排卵や月経に大きな影響を与えます。
特に若い女性では、無月経の原因となることがあります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

排卵が起こりにくくなる病気で、生理不順や不妊の原因として比較的多くみられます。
月経周期が長い、なかなか妊娠しないといった症状がみられることがあります。

婦人科疾患

子宮や卵巣の病気によって月経周期が乱れることがあります。
必要に応じて超音波(エコー)検査などを行い、原因を確認します。

ホルモン異常

甲状腺疾患や高プロラクチン血症など、ホルモンの異常によって生理不順や無月経が起こることがあります。

受診のタイミング

3か月以上生理が来ない場合(年齢を問わず)

無月経(3か月以上生理がない状態)が続いている場合は、年齢に関わらず早めの受診をおすすめします。

生理不順が続いている場合

数周期にわたって生理周期が大きく乱れている場合や、妊娠をご希望の場合は、婦人科疾患や排卵障害の可能性があるため受診しましょう。

検査・診断

当院では、症状を改善するだけでなく、その背景にある原因を丁寧に調べたうえで治療方針をご提案しています。

問診

まずは問診票に、お悩みの症状や月経の状況などをご記入いただきます。
問診票には、お悩みの症状、生理周期、生理の日数、最終の生理開始日、初経の年齢、性交渉の有無などをご記入いただきます。

超音波(エコー)検査

必要に応じて超音波(エコー)検査を行い、子宮や卵巣の状態を確認します。
子宮筋腫や卵巣のう腫、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)など、生理不順の原因となる病気が隠れていないかを調べます。
※性交渉の経験のない方には、お腹のエコー検査を行います。

血液検査

必要に応じて血液検査を行います。
女性ホルモンの状態や甲状腺機能などを確認し、生理不順や無月経の原因を詳しく調べます。

治療方法

生理不順や無月経の治療は、原因によって異なります。
当院では、現在の症状だけでなく、年齢やライフスタイル、将来の妊娠希望なども考慮しながら、お一人おひとりに合った治療をご提案しています。

生活習慣の改善

ストレスや睡眠不足、過度なダイエットなどが原因の場合は、生活習慣の見直しによって改善が期待できることがあります。

無理のない範囲で生活リズムを整えながら、経過をみていきます。

低用量ピル(LEP)

ホルモンバランスを整え、月経周期を安定させる目的で低用量ピルを使用することがあります。
生理不順の改善だけでなく、生理痛やPMSの軽減も期待できます。

ホルモン療法

無月経が続いている場合やホルモン分泌に異常がみられる場合には、ホルモン療法を行うことがあります。
子宮・卵巣や骨への影響を考慮しながら、適切な治療をご提案いたします。

漢方薬

体質や症状に応じて漢方薬を使用することもあります。

妊娠をご希望の方へ

生理不順や無月経は、排卵の異常が関係していることもあり、妊娠に影響を及ぼす場合があります。
妊娠をご希望の方には、原因を確認したうえで適切な治療や妊活サポートをご提案いたします。

生理不順・無月経 よくある質問

Q. 生理が何か月来なければ受診した方がよいですか?

妊娠していないにもかかわらず、3か月以上生理が来ない場合は一度ご相談ください。
無月経の背景にホルモン異常や婦人科疾患が隠れていることがあります。

Q. ストレスだけでも生理は止まりますか?

はい。強いストレスや環境の変化によってホルモンバランスが乱れ、生理が遅れたり止まったりすることがあります。
ただし、他の病気が隠れている可能性もあるため、症状が続く場合は受診をおすすめします。

Q. 生理不順を放置するとどうなりますか?

原因によっては将来の妊娠に影響したり、子宮内膜が厚くなって病気(子宮内膜増殖症など)のリスクが高まったりすることがあります。
長期間生理不順が続いている場合は、一度原因を確認することが大切です。

Q. ピルで生理周期を整えることはできますか?

はい。低用量ピルによって月経周期を安定させることが期待できます。

公開日:2026年7月30日​/最終更新日:2026年7月30日​

執筆者兼監修者プロフィール
広尾レディース

広尾レディース 恵比寿本院

​院長 宗田 聡

  • 医学博士

  • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医

  • 日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医・指導医

  • 日本医師会認定産業医

  • 米国臨床遺伝・ゲノム学会(ACMG)上級会員(Fellow)

  • FMF(Fetal Medicine Foundation)認定妊娠初期超音波検査者

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