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生理痛

  • つらい生理痛は婦人科に相談

  • 低用量ピルによる治療

  • 子宮の病気が原因のことも

つらい生理痛は婦人科へ

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生理痛は何らかの病気のサインである場合があります。
以下のような症状がある場合や、心配なことがある場合は、婦人科を受診しましょう。

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受診の目安となる症状

  • 生理痛がひどくて寝込んでしまうことがある

  • 生理痛が強く、通学・通勤が困難

  • 市販の痛み止めが効きにくい

  • 不正出血がある

  • 出血が多く、1~2時間で多い日用のナプキンからあふれることがある

  • 生理痛が生理のたびに強くなっている

  • 生理痛以外にも吐き気や頭痛、下痢などの症状がある

  • 貧血

  • 生理以外でも下腹部痛などの痛みがある

  • 血液とともに、レバーのような塊状のものが出ることがある など

生理痛の原因は?

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生理痛の原因となる病気がない場合(機能性月経困難症)と、
病気がある場合(器質性月経困難症)とがあります。

どちらもきちんと治療することで生理痛が改善します。

生理痛の原因となる病気がない場合(機能性月経困難症)

子宮を収縮させるプロスタグランジンが過剰に分泌されたり、膣につながる子宮の出口(頸管や子宮口)が細く硬いため、流れ出る血液がスムーズに通れずに、痛みを伴うと考えられています。ストレスが影響して症状が重くなる場合もあります。

生理痛の原因となる病気がある場合(器質性月経困難症)

子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、子宮の形の異常などの病気が原因で生理痛が起きます。

放っておくと鎮痛剤が効かないほどの激しい痛みや、出血による貧血などの症状が表れ、重症化するだけでなく不妊の原因になることもあります。早めに受診し、治療をすることが大切です。

どんなことを問診されますか?

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お悩みの症状などを問診票にご記入いただきます。
問診票をもとに産婦人科専門医が問診・診察を行います。

問診票には、お悩みの症状、生理周期、生理の日数、最終の生理開始日、初経の年齢、性交渉の有無などをご記入いただきます。

どんな検査をしますか?

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超音波検査で子宮や卵巣に重大な病気がないかをチェックします。

子宮や卵巣を確認するためには、経腟エコー検査が有効です。

性交渉の経験のない方には、お腹のエコー検査を行います。

問診の結果、必要に応じて血液検査や尿検査、子宮頸がん検診をおこなう場合があります。

どんな治療をおこないますか?

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生理痛の原因や重症度、個々のご希望に合わせて、お薬での治療をご提案します。
鎮静剤(痛み止め)

市販の痛み止めで効果を感じにくくなっている方は、処方薬での痛みのコントロールをおすすめします。

低用量ピル

生理では子宮内膜がはがれ落ちて排出されますが、子宮内膜が厚いほど痛みが強くなります。
低用量ピルには排卵を抑制する作用があるので、子宮内膜が厚くなりにくくなります。そのため、痛みの原因となるプロスタグランジンの産生を低下させたり、経血量の減少が期待でき、生理痛の改善につながると考えられています。
また、生理痛の原因として子宮内膜症が隠れている場合があります。低用量ピル内服により、子宮内膜症の悪化や予防にもなります。

低用量ピルについて ›
漢方薬

即効性はありませんが、継続的に内服することで症状がやわらぐ方もいます。
鎮静剤と併用することも可能です。

ご予約について

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当クリニックは完全予約制です。
診察をご希望の場合は、インターネット予約かお電話にてご予約をお願いします。
初診時のクリニック滞在時間の目安は60分です。

(診療内容によって変動する場合がございます)

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