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子宮の教科書
子宮の教科書 第百三十話
「対策」 毎年1回の検診を習慣に 人間ドックやレディースドックのような検診は自費になります。 毎年1回、必ず受けるようにしましょう。 毎月のことではなく、年に一度のことなので、ネイルサロンやヘアサロン、マッサージなどにくらべれば費用は決して高くないはずです。...
子宮の教科書 第百二十九話
健康の値段っていくらぐらい? 日本の財政は、いろいろ問題があり、破綻しかけてはいますが、日本の健康保険は、国民全員が貧富の差なく均等に医療が受けられるという、世界に類のない、すばらしい制度です。 アメリカでは、お金がない人は薬も使えないし、検査もできません。救急車を呼ぶこと...
子宮の教科書 第百二十八話
「結果が悪ければすぐに連絡が来るはず!」の勘違い ここで注意してほしいのが「結果が悪く急ぎを要する人には、ちゃんと連絡が早くくるはず」と思い込むこと。 市町村の無料検診を受けた患者さんは膨大ですし、今は個人情報の問題がありますから、すぐに連絡をするのは難しい状況です。...
子宮の教科書 第百二十七話
市町村の検診はメリットがいっぱい 市民税を払っているのですから、市町村の検診を賢く利用するのもおすすめです。 これは無料なのですから、自分から積極的に問い合わせて、利用していきましょう。 私たち医師も、子宮ガン、乳ガンの対象年齢の20~40代の女性には、全員にハガキなど...
子宮の教科書 第百二十六話
婦人科に通っていても検査しなければガンはわからない そして、不妊治療も保険がききません。ですから、毎年きちんとガン検診をしなければ、不妊の治療をしている医師も気づきません。 実際に、不妊治療で5年間もクリニックに通って、やっと妊娠したのに、ガン検査をしたら、初期のガンが見つ...
子宮の教科書 第百二十五話
Q31 何で検診だけなのにこんなに高いの?保険がきかないの? A まず、日本の保険制度をよく理解することが大切です。世界でもまれに見るいい制度です。 何でも保険証で割引がきくわけではありません。健康保険はお得割引券ではないからです。...
子宮の教科書 第百二十四話
「対策」 検診の意味を取り違えないようにしよう! 健診は、あくまでも、それまでに異常を指摘されなかった人が、できるだけ早期に異常を見つけだすのが目的です。 再検査といわれたからといって、過度に心配することはありませんが、せっかくの早期発見のチャンスを、いろいろな言い訳を理...
子宮の教科書 第百二十三話
自己判断や忙しさで言い訳すると大変なことに! とても残念なことに、健診をちゃんと受けて、こうした結果が出たにもかかわらず、別の病院や大学病院に行き、何も医師に相談せず、検査だけをだまって再度受けられる方がいます。 そして、その結果が正常という結果で出ることがあります。そのよ...
子宮の教科書 第百二十二話
ガンになる前に治療すれば妊娠、出産できる 「再検査」といわれたら、まずは精密検査をする必要があります。「再検査」とはいえ、ほとんど心配のない軽い症状のものから、ガンの一歩手前でかなり悪いものまで個人差があるからです。 当然、ガンの状態に近いものは、早めに治療したり、子宮を取...
子宮の教科書 第百二十一話
Q30 検査結果を聞いたけど、よくわからない! A 検診されているのは自分の身体です! 本当に大事なのは、検診後です! 会社の定期検診などを受けたら、自分は何の検査を受けたのか、きちんと把握しておくことが大切です。 たいした説明もされず、流れ作業に乗るように検診を受けてしま...