子宮の教科書 第百十話Q27 自分で触ればすぐに乳ガンがわかるんですか? A 乳ガンは自分で触診することが可能。 小さいうちに発見するには、病院での検査が最適。 乳ガンは、自分で触るとわかることもあります。つまり、自分で触診することで発見することもできます。とはいえ、「うわ!大きいものが!」とい...
子宮の教科書 第百九話「対策」 女性に関係するガンは、若くてもなるということを覚えておこう 前にもお話ししたよう に、20~30年前までは、乳ガンも閉経前後の年配の方がほとんどでしたが、食生活を中心としたライフスタイルの大きな変化によって、最近では、乳ガンの発生は20代から認められています。...
子宮の教科書 第百八話1に検診、2に検診 昔のイメージは捨てましょう! よく、インターネットなどに、「胸が痛かったら乳ガンじゃない」「痛かったら乳ガンだ」などといろいろ書いてありますが、そういった情報に惑わされてはいけません。 なぜなら、痛みなどの症状は関係ないからです。...
子宮の教科書 第百七話早く見つかれば見つかるほどいい! ガンは、一部を除いて予防することが非常に難しいので、早期発見が一番です。 早期発見をするには、定期的に、そして早めに検診するしかありません! じつは、子宮ガンと同じように、外部からアプローチできるとてもラッキーなガンです。...
子宮の教科書 第百六話外見が変わるショックと長い経過という重圧 乳ガンが怖いのは2つの理由です。 1つは、おっぱいを切除するしかなくなってしまった場合、外見がかわるため、ショックが大きいことです。 比較にならないかもしれませんが、子宮ガンの場合、もちろん子どもがつくれる、つくれないという問題があ...
子宮の教科書 第百五話Q26 乳ガンなんて、まだ心配しすぎ? A 乳ガンになる若い方が年単位ですごく増えてきています。 乳ガンになる患者さんの多くは、30代後半ぐらいから40代の方です。 ところが、まだみなさんは昔からのイメージを引きずり、ガンは閉経した人がかかるもの、つまり60歳以降の方の病気...
子宮の教科書 第百四話「対策」 放置するのはダメ! 子宮を休ませるのが得策 忙しいなどの理由で、何となく不安な症状を自覚しているにもかかわらず放置し、病院に行かないでいると、卵巣にたまった血液があるとき破裂してお腹に漏れ、ひどい痛みになることもあります。こうなったらもう救急で対応するしかありませ...
子宮の教科書 第百三話チョコレートのう腫ってなに? 子宮内膜症で卵巣で出血する量が多いと、卵巣内で出血したものがきれいに治る前に、次の生理が来るたびに出血して、どんどん卵巣に古い血液が溜まっていきます。 そのたまった血液は時間の経過とともに赤からチョコレートの溶けたような色になります。...
子宮の教科書 第百二話内膜症を放っておくと大変なことに! また、治療にも幅があります。たとえば、卵巣に血液がたまり、腫れているという症状(チョコレート嚢腫)であれば、手術以外に治療法はありません。が、やはり手術となると一大決心が必要です。 本当に手術が必要なものなのかどうか、信頼できる専門家に判...
子宮の教科書 第百一話検査しなければ内膜症かどうかわからない! 内膜症になった方が一番最初に「変だな」と感じるのは、生理痛がひどいときでしょう。 あわてて病院に行って生理痛がひどいことを相談すると、医師から「内膜症があるようだね」などと、かなりの確率で言われることがあります。...