低用量ピル
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受診当日に院内でお渡し
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高い避妊効果
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月経困難症、子宮内膜症、PMSの治療
低用量ピルで期待できる効果
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高い避妊効果と、生理痛やPMSの緩和、生理周期のコントロールなどの
効果が期待できます。
低用量ピルを正しく服用することで、下記のような効果が期待できます。
避妊薬としてだけでなく、低用量ピルを上手に取り入れて体調管理をする方が増えています。
●高い避妊効果
●生理痛の緩和
●生理不順の改善、月経周期の安定化
●経血量の減少
●生理前のイライラなど月経前症候群(PMS)の緩和
●ニキビや肌荒れの改善
●子宮内膜症、子宮体がん、卵巣がん、大腸がんの予防
低用量ピルの副作用
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低用量ピルを服用して1~2カ月は、吐き気、頭痛、不正出血などの
副作用が起こることがあります。
体がお薬に慣れるまでの1~2か月間、以下の副作用を感じる場合があります。
数ヶ月経過すると気にならなくなる方がほとんどですが、副作用が長く続く場合はご相談ください。
●吐き気
●頭痛
●不正出血
●むくみ
●胸が張る
●血栓症のリスクが高まる※
※低用量ピルを処方する前に問診や検査をおこない、血栓症のリスクが高い場合は処方できない場合がございます。
※血栓症リスク(喫煙、肥満、40歳以上、前兆を伴う偏頭痛、重度の高血圧や肝障害、乳がん、糖尿病や脂質代謝異常症など)が理由で、低用量ピルの服用ができない方は、ジエノゲスト(ディナゲスト®️)による治療が選択肢の一つとなります。
低用量ピルの種類
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避妊と生理に関する症状の改善を目的とする自費診療の「OC(オーシー)」、
月経困難症や子宮内膜症の治療を目的とする保険適用の「LEP(レップ)」があります。
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低用量ピルの服用方法
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1日1回1錠を、毎日同じ時間に飲みます。
飲み忘れにくい時間帯にしましょう。
低用量ピル処方の費用
1ヶ月にかかる費用は2,500~3,000円程度です。
初回のみ指導料がかかります。
2. ご来院
問診、血圧測定、体重測定、採血を行います。
ピルを飲んではいけない人に当てはまっていないかどうかを確認いたします。
ピルの効果や副作用についてご説明し、服用するピルの種類を選びます。
※血圧の高い方、肥満、喫煙者など低用量ピルの服用ができない場合もございます。
3. 初回の低用量ピル処方
院内にて、服用方法をご説明し、低用量ピルを処方いたします。
ピルがなくなる前に、ご来院いただきます。
5. 2回目以降の低用量ピル処方
副作用や不調などがなければ、引き続き同じ種類の低用量ピルを処方いたします。
安全に服用いただくために、定期的な検査をお願いしています。
低用量ピル処方のよくある質問
Q. 未成年でも処方してもらえますか?
処方できます。保護者の同席、同意書は不要です。
Q. ピル処方希望で受診した時に、内診はありますか?
基本的に内診の必要はありません。
原因不明の不正出血がある方は、子宮頸がんや子宮内膜症などの病気の有無をチェックするために内診する場合がございます。
また、安全に服用いただくために、定期的な検査をお願いしています。
Q. ピルを服用しても、将来、妊娠できますか?
ピルの服用を止めると1〜3ヶ月間かけて自然な月経周期を回復し排卵がおこるようになり、妊娠が可能になります。長期に低用量ピルを服用しても中止後の妊娠には影響しないと報告されています。
Q. ピルを飲み忘れた時はどうしたらいいですか?
●飲み忘れが1日以内の場合
気づいた時点ですぐに忘れた分を飲んでください。翌日はいつもの時間に飲んでください。
●1日たってから前日ののみ忘れに気づいた場合
前日分と当日分の2錠服用し、翌日以降は通常通り服用してください。
避妊効果はあると考えられますが、避妊を望む場合は、念のため他の避妊法も併用してください。
●1日以上のみ忘れている場合(2錠以上のみ忘れている場合)
避妊効果が発揮されない可能性が高いため、その他の避妊法を併用してください。
Q. 性感染症は防げますか?
ピルでは性感染症の予防はできませんので、コンドームを合わせて使うことが大切です。