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その他 皮膚科診療

  • 診断や症状の程度により、当院での対応が難しい場合(入院や全身管理が必要な重症例など)は、適切な高次医療機関へ速やかにご紹介いたします。

  • 記載している内容は一般的な皮膚科診療の説明です。実際の診断・治療は、症状の種類、重症度、年齢、既往歴、妊娠・授乳の有無などを踏まえて、医師の診察のうえで個別に判断します。

  • 治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。

水虫・爪水虫(白癬)
概論・症状

足の指の間がジュクジュクする、足の裏に水ぶくれができる、かかとがひび割れる(角質増殖型)などの症状のほか、爪が白や黄色に濁って分厚くボロボロになる「爪白癬(爪水虫)」があります。

原因

白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が、皮膚の角質層や爪のケラチンを栄養にして寄生・増殖することで発症します。

検査と診断

見た目だけでは湿疹などと区別がつきません。患部の皮や爪の一部を採取し、顕微鏡でカビの菌糸を直接確認する「KOH直接鏡検」を必ず行い確定診断します。

治療

「皮膚真菌症診断・治療ガイドライン」に基づき、皮膚の水虫には抗真菌外用薬(ルリコナゾール[ルリコン®]など)を患部より広めに、最低1ヶ月以上毎日塗り続けます。爪水虫には、内服薬(ホスラブコナゾール[ネイリン®]等)や、爪専用の外用薬(エフィナコナゾール[クレナフィン®]等)を用いた長期間(数ヶ月〜半年以上)の根気強い治療が必要です。

疥癬(かいせん)
概論・症状

夜間眠れないほどの激しいかゆみを伴う赤いブツブツが、お腹や胸、太ももなどに生じます。また、手の指の間や手首に「疥癬トンネル」と呼ばれる特徴的な線状の皮疹がみられます。

原因

「ヒゼンダニ」という目に見えないほど小さなダニが、人の皮膚の角質層に寄生し、卵を産み付けることで発症します。人から人へ、長時間の肌の接触や寝具を介して感染します。

検査と診断

疥癬トンネルなどの皮疹部から皮膚を削り取り、顕微鏡でダニの虫体や卵、糞を検出して確定診断します。

治療

「疥癬診療ガイドライン」を参考に、病型や年齢・全身状態に応じてイベルメクチン内服や外用治療(フェノトリン等)を選択します。外用の塗布範囲・塗布時間・回数は病型や製剤により異なるため、受診時に具体的にご説明します。

最新知見・エビデンス

同居ご家族や濃厚接触者への感染評価・同時対応が必要となることがあり、家庭内での再感染予防のため重要です。

原発性局所多汗症
概論・症状

手のひら、足の裏、脇の下などに、気温や運動、過度な緊張などの明らかな理由がないにもかかわらず、日常生活や仕事、勉強に支障をきたすほどの大量の汗をかく疾患です。

原因

発汗をコントロールする交感神経が過敏に働いてしまうことが原因と考えられていますが、根本的なメカニズムは詳細不明です。

検査と診断

「最初に症状がでるのが25歳以下」「左右対称に発汗がみられる」「睡眠中は発汗が止まっている」などの国際的な診断基準を満たすかで診断します。

治療

近年、脇の多汗症(原発性腋窩多汗症)や手汗(原発性手掌多汗症)に対して、発汗の指令をブロックする「抗コリン外用薬(エクロックゲル®、ラピフォートワイプ®、アポハイドローション®など)」が次々と保険適用となり、治療の負担が大きく軽減されました。

最新知見・エビデンス

「原発性局所多汗症診療ガイドライン 2023」を踏まえ、部位や年齢、生活への支障度に応じて外用薬を含む治療を選択します。多汗症は「体質」と諦めずに治療が可能な皮膚疾患です。

赤ら顔(酒さ・しゅさ)
概論・症状

顔(特に鼻や頬、眉間)が赤くなりほてりを感じるほか、進行するとニキビに似た赤いブツブツ(丘疹)や膿を持った発疹(膿疱)が現れ、毛細血管が浮き出て見えるようになる慢性的な炎症性疾患です。

原因

紫外線、アルコール、香辛料、激しい温度変化、ストレスなどが悪化の引き金(トリガー)となりますが、根本的な原因は免疫系の異常や皮膚の常在ダニ(デモデックス)の関与などが指摘されており、詳細は不明です。

検査と診断

特徴的な顔の赤みや毛細血管拡張、ニキビとの違い(白ニキビ・黒ニキビがないこと)を視診で確認して診断します。長期間の不適切なステロイド外用による「酒さ様皮膚炎」との鑑別も重要です。

治療

「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023」において推奨されている、抗菌・抗炎症作用を持つ「メトロニダゾール(ロゼックスゲル®)」の外用治療を保険適用にて行います。ブツブツや膿が多い場合は、ミノサイクリンやドキシサイクリンなどの抗菌薬の内服を併用します。悪化因子(紫外線やアルコール等)を日常生活から徹底して避けることも治療の一環です。

ご予約について

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当クリニックは完全予約制です。皮膚科ご希望の場合は、
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皮膚科の滞在時間の目安は40分です。

(変動する場合がございます)

診療日程:毎週 土曜日

皮膚科医師による診療です。

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