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宗田聡のやさしい産婦人科ブログ

生理不順が教える体調のSOS!働き女子のための簡単セルフチェック&対処法

  • 執筆者の写真: レディース 広尾
    レディース 広尾
  • 7月7日
  • 読了時間: 3分

生理不順の基礎知識

まずは自分のリズムを知ろう生理周期とは、生理の初日から次の生理が始まるまでの日数のこと。一般的には25~38日が目安ですが、普段の生活リズムが崩れると、この間隔が大きくずれてしまいます。朝5時に起きて終電で帰る生活や、不規則な夜勤シフトが続くと、脳下垂体からの指令がうまく出ず、ホルモンの分泌タイミングが遅れたり早まったりしてしまうのです。


まずは以下を毎日チェックしてみましょう。

  • 基礎体温:朝起きたらすぐに口内で測る

  • 生理開始日と終了日:手帳や生理管理アプリ(ルナルナ、カレンダーアプリなど)に記録

  • 体調メモ:疲労感、イライラ、胸の張り、頭痛など気づいた症状をメモ

これらを2~3か月続けると、自分にとっての「正常な範囲」がつかめ、生理不順かどうかがはっきり見えてきます。

原因と症状:ストレスから栄養不足まで幅広い要因

生理不順が起きる背景には、主に次の4つがあります。


1.ホルモンバランスの乱れ

エストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンが適切なタイミングで増減しないと、生理開始のスイッチが入らず、周期が前後します。


2.過度なストレス・長時間労働

重要なストレスホルモン「コルチゾール」が増えると、自律神経のバランスも崩れ、卵巣の働きが鈍くなります。


3.無理なダイエット・栄養不足

鉄分やビタミンB群が不足すると、出血量の増加とともに、貧血によるめまいやだるさも起こりやすくなります。


4.年齢・ライフステージの変化

産後や更年期に近づく30代後半以降はホルモンの分泌量が変動しやすく、生理不順が起こりやすい時期です。特に更年期(40代)では、それまでいつも正確に生理がきていた人でも生理不順になることも。


代表的な症状には、

  • 3か月以上生理が来ない「無月経」

  • 生理の間隔が24日未満の「頻発月経」

  • 出血が10日以上続く「過長月経」

  • 経血量が多く貧血を伴う「過多月経」

などがあります。これらの異常は、立ちくらみ、肌荒れ、疲労感による集中力低下など、日常生活にさまざまな影響を及ぼします。

病院での治療と毎日できるセルフケア

〈病院での治療例〉

  • 低用量ピル:毎日同じ時間に飲むことでホルモンを安定させ、月経周期を整えます。

  • 黄体ホルモン療法:ホルモン不足が原因の無月経や不正出血に用いられます。

  • 漢方薬・サプリメント:当帰芍薬散などの漢方や、鉄サプリ・ビタミンB群で体質改善を図ります。


〈日常のセルフケア〉

  • バランスの良い食事:レバー、ほうれん草、ひじきなどの鉄分、納豆や卵でビタミンB群、果物や野菜でビタミンCを意識的に摂取。

  • 適度な運動:通勤で階段を使う、週2~3回のストレッチやヨガで血行を促進。

  • 規則正しい睡眠:毎日同じ時間に就寝・起床し、寝る前のスマホ操作を控えて自律神経を整える。

  • ストレスケア:深呼吸や簡単な瞑想、友人とのお茶タイムで気分転換。

  • 記録を続ける:基礎体温や体調メモをアプリで管理し、小さな変化に早く気づく。

まとめ:まずは小さな変化に気づき、必要なサポートを受けよう

生理不順は放置すると将来の妊娠にも影響を及ぼすことがあります。まずは「自分の正常」を知ることが大切です。日々の記録とセルフケアで体を整え、気になる症状があれば早めに専門家に相談して、快適で健やかな毎日を取り戻しましょう。

 
 
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