柳沢正史先生「アルバート・ラスカー基礎医学研究賞」の受賞、おめでとうございます。
このたび、筑波大学の柳沢正史先生が、医学・生命科学分野における世界的に権威ある賞のひとつ「アルバート・ラスカー基礎医学研究賞」を受賞されました。
心よりお祝い申し上げます。
柳沢先生は、私にとって筑波大学医学部の3学年上の先輩にあたります。
学生時代から非常に優秀な方として学内でも広く知られ、同級生や後輩たちから一目置かれる存在でした。
私自身も当時から、柳沢先生の並外れた才能についてさまざまな話を耳にしていたことを覚えています。
柳沢先生は、大学院在学中に血管の収縮などに関わる生理活性物質「エンドセリン」を発見され、その後、研究の場を米国へ移されました。
さらに、睡眠と覚醒の制御に重要な役割を果たす神経伝達物質「オレキシン」を発見。
長年にわたり睡眠・覚醒のメカニズムの解明に取り組まれ、世界の医学・生命科学研究を牽引してこられました。
今回、その「オレキシン」に関する一連の研究が高く評価され、アルバート・ラスカー基礎医学研究賞の受賞に至りました。
筑波大学の後輩として、学生時代から存じ上げている先輩が世界的な研究成果を積み重ね、このような栄誉ある賞を受賞されたことを大変うれしく、誇らしく思います。
また、現在も学会などで柳沢先生にお会いする機会があります。
2年前の日本美容内科学会学術集会のときは、柳沢先生が特別講演のため参加されており、私も同学会のセミナーで講演する機会をいただいていました。その際、控室が同じということあり、久しぶりに色々お話しすることができました。
今年7月に開催された日本周産期・新生児医学会学術集会でも、私の留学時代の恩師ビアンキ先生の特別講演会場に柳沢先生が聴講されていて、講演後にご挨拶し恩師ビアンキ先生のことなどのお話をして一緒に写真を撮らせていただきました。
世界を代表する研究者となられた現在も、こうして大学の先輩としてお話しできることを、大変ありがたく感じています。
ラスカー賞は、世界の医学・生命科学の発展に大きく貢献した研究者に贈られる、非常に権威ある賞として知られています。今回の受賞は、柳沢先生が長年積み重ねてこられた研究が、世界の医学に大きな影響を与えてきたことを改めて示すものだと思います。
柳沢先生、このたびのラスカー賞受賞、誠におめでとうございます。
筑波大学の後輩の一人として、今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
そして、次なる大きな栄誉の知らせを楽しみにしています。
広尾レディース
院長 宗田 聡




