子宮の教科書 第百十四話
「早くウィルスにかかる」×「ガンになりやすい環境」=早期のガン
そして、今、この子宮頚ガンは若年化しています。たとえば、ウィルスをもらう時期が遅ければ、ガンに変化するのに10年以上かかるので、ガンになるのも遅くなります。
でも、ウィルスを早くもらってしまい、なおかつ先ほどお伝えしてようなガンになりやすい環境が整うと、ウィルスは治らず、どんどん感染が広がります。早ければ20代後半~30代でガンが見つかる人も出てきます。
著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)
引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)