子宮の教科書 第百九話
「対策」
女性に関係するガンは、若くてもなるということを覚えておこう
前にもお話ししたように、20~30年前までは、乳ガンも閉経前後の年配の方がほとんどでしたが、食生活を中心としたライフスタイルの大きな変化によって、最近では、乳ガンの発生は20代から認められています。
20代後半から乳ガンにかかる方も急に増えてきているということを、忘れないでください!
そして、30~40代にかけてが、一番乳ガンにかかる方が多いでしょう。
20代後半、遅くとも30代になったら、必ず乳ガン健診を積極的に受けていきましょう。
とくに、血のつながりのある身内の女性で乳ガンの方がいたら、家族性(遺伝性)の可能性なども考えて、早めにご相談ください。
著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)
引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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