子宮の教科書 第百四話
「対策」
放置するのはダメ!
子宮を休ませるのが得策
忙しいなどの理由で、何となく不安な症状を自覚しているにもかかわらず放置し、病院に行かないでいると、卵巣にたまった血液があるとき破裂してお腹に漏れ、ひどい痛みになることもあります。こうなったらもう救急で対応するしかありません。
本来であれば、症状がひどくなる前に、できるだけ若いうちに妊娠してしまうのが一番です。妊娠して、授乳していれば、1~2年は生理が来ませんから、自然に症状もよくなってしまいます。そうでなければ、ピルを使うのもおすすめです。
どんな治療法を選ぶかは、その時点での年齢やすぐに妊娠したいかどうかといった状況にも左右されるため、信頼できるドクターとよく相談しましょう。
著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)
引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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