子宮の教科書 第百三話
チョコレートのう腫ってなに?
子宮内膜症で卵巣で出血する量が多いと、卵巣内で出血したものがきれいに治る前に、次の生理が来るたびに出血して、どんどん卵巣に古い血液が溜まっていきます。
そのたまった血液は時間の経過とともに赤からチョコレートの溶けたような色になります。
卵巣が腫れて、そのドロっとしたチョコレートのようなものがたまるので、別名「チョコレートのう腫」とよびます。
著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)
引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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