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子宮の教科書 第八十八話

おりもの異常は疲れによる免疫力の低下が原因


多くのおりものの異常は、健康状態に影響されていることがほとんどです。 疲れなどの慢性的なものが原因です。つまり体力や免疫力が落ちているときにそういった症状が見られます。

20代前半ぐらいまでは、仕事を一生懸命してそのまま飲みに行き、また朝から仕事をしても身体はついてくるものですが、30代になると、20代前半と同じような生活はできません。とたんに疲れもたまるようになり、それがおりものの異常にでることもあります。

膣は外とつながっていますし、お尻(肛門)も近い場所にありますから、たくさんの雑菌がいます。通常は、それらが増えたり身体に悪さをしないように、膣内で固有の細菌やカンジダのような真菌などが共存して、雑菌が増えてくるのを押さえてくれています。膣内自体が健康であれば、やや酸性の環境になっているのです。ですから、強い殺菌力のあるもので強力に洗浄したり、常に膣内を洗浄してしまうことは、あまりおすすめできません。

しかし、体力が落ちて、雑菌が増えることにより、おりものの量が増えたり、においが強くなってきたりします。こういったときは、膣の中や外陰部で炎症が強くなったり、荒れたり、ちょっとしたことで出血しやすくなっているので、セックスしたあとに出血することもあります。

とはいえ、免疫力が低下したら、すべての人におりものの異常が出てくるわけではありません。

自分の身体の中の弱いところに出ることが多く、たとえば頭痛として出る人もいます。生理不順などと連動していることも多いでしょう。

20代のときからはほとんど変わっていない仕事や生活スタイルも、年齢が進めばまったく同じようにはいかず、身体が悲鳴をあげるということを覚えておきましょう。


著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)

引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)


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