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子宮の教科書 第八十六話

「対策」

1つの方法ではなく複数の方法を併用しよう


現在子どもを望んでいないのであれば、やはり複数の方法を使って避妊してください。

たとえば、「結婚する気もないけど、いい男だし、今夜しちゃえ」というようなとき、排卵日が近く、危険日かもしれないのであれば、そのこと自体がかなりリスキーです。

コンドームをつけたとしても、破れた、抜けた、外れたなどということがあるかもしれませんよね。コンドームの失敗トラブルは非常に多いので、そういうことを考えれば、「しない」という選択は非常に大切です。

そして、本当は安全日なんて存在しないのですが、コンドームの使用に加え、たとえば、生理開始日の直前にセックスするようにしてもいいでしょう。

ただ、排卵日はきちんと規則的に来るものでもないということを、お忘れなく。


著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)

引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)


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