子宮の教科書 第五十八話
「対策」
ストレスをためず、食事や運動に気を配ることからはじめよう
生理前は心と身体のバランスが崩れています。
リフレッシュを積極的に試して、十分な睡眠とリラクリゼーションで心と身体の緊張をといてみてください。
また、すぐに子どもをつくろうという状況でなければ、排卵を抑える低用量ピルを飲むのも非常に効果的です。
本来なら自分自身で出している女性ホルモンを、ごくわずかに外から薬として飲むことによって、頭(脳)が勘違いし、本来なら身体が行っているホルモン調整(変動)がなくなります。そのため、先ほどのような重い生理前の症状が出なくなります。
生理が始まっても、あるいは生理が終わってからも調子が悪い時は、心療内科での診察も視野に入れてみましょう。
著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)
引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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