子宮の教科書 第六話
頭からの命令がなければ生理は来ない
では、生理が遅れる、あるいは来なくなるのは、どうしてでしょう?
いろいろな理由がありますが、多くは何らかの原因によって、 頭(脳)から出てくる指令がうまく子宮や卵巣につたわらないため、 内膜がいつものように、スケジュールどおり、順調に厚くならないことがあげられます。
この「何らかの原因」について、くはしくは後ほどお話します。
ただ、細胞はみな生きていて、どんどん増えていきますから、 いつかどこかのタイミングで厚くなった内膜が、崩れ落ちるようにはがれていきます。
それが、生理時ではないときの「不正出血」として見られるのです。
著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)
引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン) https://www.amazon.co.jp/dp/4799312499
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