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子宮の教科書 第六十三話

卵子と精子の寿命の違い


卵子は、一度卵巣から出てしまうと、約半日ぐらいの命といわれています。

あまり長生きはできません。 けれども、精子は単純な構造なので、女性の身体の中で数日間生きていることができます。

ですから、卵子が出る前に精子を体内に入れておけば、元気な精子は何日間か生き延びて、排卵されるのを待っていることができます。

タイミングよく卵がパッと出てくれば、そこで妊娠する可能性があります。

逆に卵がもう出てしまった後に一生懸命精子を送り込んでも、卵の寿命は尽きているため、妊娠はしません。

このタイミングを勘違いしている方が多いので、そろそろ排卵しそうな時期を見定めて、数日前からsexをしたほうがいいでしょう。


著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)

引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)



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