PMS(月経前症候群)の症状と対策:日常生活でできること
- レディース 広尾
- 10月23日
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PMSとは
PMS(月経前症候群)は、月経が始まる3~10日前に現れる心身の不快な症状で、月経開始とともに軽快するのが特徴です。日本女性の約7割がPMSを経験し、そのうち約1割は日常生活や仕事に支障をきたすほど強い症状を感じています(厚生労働省調査)。
PMSの主な症状
精神的症状:
イライラ、怒りっぽさ
気分の落ち込み
集中力低下
不眠
身体的症状:
頭痛
乳房の張り
むくみ
疲労感
PMSの原因
PMSの原因は完全には解明されていませんが、排卵後に増える黄体ホルモン(プロゲステロン)の変動が大きく関係しています。ホルモンの変化は脳内の神経伝達物質セロトニンに影響を与え、感情や睡眠に直接影響します。
日常生活でできる対策
食事の工夫:
・塩分、カフェイン、アルコールを控える
・ビタミンB6(マグロ、バナナ)を積極的に摂取
・マグネシウム(ナッツ、海藻)を意識的に摂取
運動習慣:週150分程度のウォーキングやヨガで血流改善とストレス軽減
睡眠の質向上:規則正しい睡眠リズムの確立
ストレス管理:リラクゼーション技法の習得
症状日記のすすめ
月経周期に沿って「いつ・どのような症状が・どのくらいの強さで出たか」を2~3か月記録することで、パターンを把握し適切な対処ができるようになります。


