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宗田聡のやさしい産婦人科ブログ

長時間座り仕事で起こる浮腫と婦人科疾患

  • 執筆者の写真: レディース 広尾
    レディース 広尾
  • 8月16日
  • 読了時間: 2分

はじめに

デスクワーク中心の生活は脚のむくみ(浮腫)を招きやすく、放置すると静脈瘤や血栓リスクが高まります。また、むくみは月経前のホルモン変動とも関連が深い症状です。むくみの原因から日常対策、受診の目安まで詳しく解説します。


  1. 浮腫のメカニズムと影響

    長時間同じ姿勢でいることでリンパや静脈の流れが滞り、水分が組織間にたまりやすくなります。これが浮腫の正体で、放置すると慢性化して血管や神経にも影響を及ぼす恐れがあります。

  2. 婦人科疾患との関連性

    月経前にむくみが強まるのは、プロゲステロンの影響で体内の水分保持が促されるためです。また、子宮筋腫や卵巣嚢腫など体内腫瘍がリンパ流を圧迫し、むくみを悪化させるケースもあります。


  3. 日常できるむくみ対策

    ・足首回しや足上げ運動:30秒×3セットで静脈還流を促進 ・ふくらはぎマッサージ:下から上へ圧をかけるようにゆっくり動かす ・水分管理:1日1.5~2リットルの水分を意識的に分散して摂取 ・弾性ストッキングの着用:長時間座るときに着用することで浮腫を予防

まとめ&受診のすすめ

むくみが強い場合や、脚の痛み・しびれを伴う場合は、早めに婦人科や血管外科での受診を。エコー検査やホルモン測定で原因を特定し、適切な治療やセルフケアプランを立てましょう。

 
 
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