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卵巣嚢腫
卵巣嚢腫とは?
卵巣嚢腫とは、卵巣内に液体や脂肪がたまってしまう、触るとやわらかい腫瘍のことです。肥大するとこぶし大やそれ以上になることも少なくありません。なぜ、こうしたのう腫が形成されるのか、原因はまだよくわかっていません。
嚢腫の中身によって、以下のように分類されます。ほとんどは良性ですが、ごく稀に悪性(卵巣癌)のこともありますので注意が必要です。

漿液性嚢腫
卵巣嚢腫で最も多いタイプです。
漿液という、卵巣から分泌される透明の液体がたまったものです。
粘液性嚢腫
ゼラチン状の粘液がたまったものです。
かなり大きくなることがあります。
皮様性嚢腫
人体の元となる、胚細胞にできるもので、歯や毛髪などの組織が含まれた脂肪の塊からできています。

