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子宮の教科書 第四十四話

血の流れの滞りが生理痛の原因であることも


生理痛の原因は、大きく2つあります。

1つは子宮筋膜や子宮内膜症など、子宮に病気があるために生理痛が強くなるタイプ(器質性)です。 もう1つは、子どもを産んでいないため、まだ狭い子宮の出口から子宮内膜が一度に出ようとして起こるタイプ(機能性)で、おもに若い人に多い生理痛です。機能性の場合はさまざまな原因が考えられます。

出産後の慢性的疲労や睡眠不足、冷え性、精神的なストレスなどが原因で痛みが強くなることも珍しくありません。


このように昔から生理痛は多くの女性を悩ませてきたことから、東洋医学でも非常に多くの解析と治療が行われてきました。 東洋医学では、人間を構成する大事な要素として「気・血・水」があり、そのバランスが崩れることで健康状態が崩れると考えます。 たとえば冷え性や疲れなどで「血」の巡りも悪くなり、血液が滞っている状態(瘀血)が生じて生理痛になっていくという考え方です。 こうした悪循環を断ち切り、血の流れを改善することが大切なんですね。


著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長) 引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン) https://www.amazon.co.jp/dp/4799312499


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